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骨盤ベルトは妊娠中にするべき?産後にするべき?

2017.07.01 | Category: マタニティ骨盤矯正,施術について,骨盤矯正

こんにちは、まつもと整骨院 院長の松本です。

今回は「骨盤ベルト」についてお話をしたいと思います。

よく聞かれる質問に、「骨盤ベルトはいつまでしたらいいの?」
「つける位置は?期間は?そもそもしたほうがいいの?」というのがとても多いです!

確かにベルトはずれるし、着けるの面倒くさいし、夏は暑いしと煩わしいですよね。私個人的な意見としては「着けたほうが良い」です。

決して「しなくてはいけない」ではありません。

その理由を産前、産後でお話します。

このブログで書いていること

 

  1. 産前の骨盤ベルト
  2. 産後の骨盤ベルト
  3. まとめ

1. 産前の骨盤ベルト


産前の「したほうが良い」理由は腰痛の予防です。

妊婦さんの大きな悩みの一つに「腰痛」があります。日々大きくなるお腹に伴い、骨盤は前傾(反り腰)になり、さらに開いていきます。そうなると必然的に腰への負担が増え、腰痛を引き起こします。

骨盤が前傾する、開くというのは当たり前の現象なのですが、お腹の赤ちゃんが大きくなることで不安定さも増していきます。そうすると骨盤を支えている筋肉が疲労し、さらに腰への負担が増えてしまいます。

そこで骨盤ベルトの登場です!
骨盤をしっかりと支えてあげることで筋肉への負担がぐっと和らぎます。ベルトと筋肉、ダブルで骨盤を支えることで妊娠中の腰痛を最小限に抑えることが出来ます。

ですが、ベルトをすることがどうしても苦しい、体調が悪くなるなどの方もいらっしゃるので、そのような方は無理をせず、簡単なストレッチや体操を取り入れ身体の負担を軽減させましょう。

体操によるリラックス効果もあるので、ベルトの苦手な方はストレッチや体操で身体のメンテナンスをしてみてください!

2. 産後の骨盤ベルト


産後の「したほうが良い」理由は骨盤を安定させる為です。

妊婦さんの骨盤は出産にむけて少しずつ開いていきます。
これは赤ちゃんが産道を通れるように「リラキシン」というホルモンの影響で骨盤の関節を緩めているからです。(生理前にも同様のホルモンが分泌されますので、この時期はぎっくり腰などに要注意です!)

このようにゆっくりと出産の準備をして赤ちゃんを産み終えた後、当然ながらすぐに骨盤も妊娠前の状態に戻るわけではありません。

個人差もありますが6か月程の期間をかけてゆっくり戻っていきます。

生活環境によっては緩さが残ってしまう場合もあります。育児や家事など体に負担なことが続くと骨盤を安定させるどころではありません。

骨盤ベルトを使い、固定し安定させることで骨盤を回復させる手助けをしてくれます。産前同様、腰痛の予防にもなります。

産後初期はなるべくベルトをしている時間は長いほうが良いと思います。3か月を経過した頃から少しづつ外す時間を増やしていきましょう。

骨盤ベルトは上手に活用すれば産前・産後の女性にとって心強い味方になってくれます!

是非活用してみてください!

3. まとめ

今回のブログでは「骨盤ベルト」の役目についてお伝えさせて頂きました。
上手に骨盤ベルトを使い、体に負担なく日々の生活をを送って頂ければと思います。

ベルトする前にゆがみを治したい!!という方もいるかと思いますので・・・

次回は産前・産後の骨盤矯正についてお伝えしていきます!
お楽しみに!!