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反り腰にはなりたくない!

2017.11.29 | Category: マタニティ骨盤矯正,施術について,骨盤矯正


こんにちは、まつもと整骨院 院長の松本です。

今回お伝えさせて頂くのは、以前お伝えした「骨盤の開き」に関連して、骨盤の前傾いわゆる反り腰についてお話しようと思います。
骨盤調整や腰痛で来院される方からよく言われるのが、「反り腰のせいで腰が痛くなる」や「反り腰体型を治したい」などが多いです。
では、なぜ反り腰になるのかを考えてみたいと思います

このブログで書いていること

 

  1. 反り腰の原因
  2. 反り腰予防法
  3. 反り腰予防トレーニング

1. 反り腰の原因

もともと背骨はS字の構造になっており腰の部分ではやや沿った形状になっています。

一般的に腰の反りが強いと言われる人は、何らかの原因でS字カーブが強くなり本来のバランスが崩れた状態になっているのです。

バランスが崩れる原因として、

1.上半身の問題
2.下半身の問題

この二つに分けられると私は考えています。

「上半身の問題」

上半身の問題とはズバリ姿勢不良です。

背骨や骨盤が理想的な位置を維持する為には筋力が必要不可欠になります。

姿勢を支える為の筋肉は、歩く、走る、立つなど日常生活動作でも十分刺激出来ます。
ですが、現代ではデスクワークや移動手段などが便利になり、活動レベルが昔よりも確実に落ちています。
併せて運動不足となると当然筋力は低下します。

反り腰や猫背など不良姿勢といわれるものは人それぞれです。
ですが、私が共通して感じることは、日常生活の影響による姿勢や筋力低下が原因の方が多いという事です。

「姿勢を支える為には腹筋と背筋を鍛えなさい!」という事をお聞きしたことがある方もいると思います。
ここでの腹筋や背筋はインナーマッスルを指します。
体幹トレーニングといわれる不安定な状態で姿勢を維持することにより、日常生活での姿勢を維持する筋力を養うことが出来ます。

「下半身の問題」

下半身の問題とはももの筋肉の硬さです。

前ももと裏ももの筋肉は両方とも骨盤にくっついています。
筋肉は柔らかければ伸びやすく、硬ければ縮まるという性質があります。
つまり骨盤にくっついているももの筋肉の硬さによって骨盤の位置も変化してしまうという事です。

特に前ももの筋肉は骨盤の全面にくっついている為、縮まってしまうと骨盤を前に引っ張ってしまいます。
そうすると骨盤が前傾(前に倒れる)してしまい、反り腰姿勢になってしまうので腰痛を起こしてしまいます。

2. 反り腰予防法

このように筋力低下や柔軟性の低下により猫背や反り腰となってしまう方が非常に多くみられます。

逆を言えばその人の筋肉の状態を把握し、
筋力の弱さや柔軟性の低下を改善できれば姿勢を変えることも可能という事です。

姿勢を維持する為に重要な筋肉とは「腸腰筋」です!(↑写真)

腸腰筋とは「大腰筋」と「腸骨筋」という二つの筋肉を合わせた呼び名で、
どちらも「背骨~脚」、「骨盤~脚」に繋がっており、上半身と下半身を結ぶ筋肉なのです。

このような運動を行う事により普段意識して使っていない筋肉を刺激することにより姿勢の改善に繋がります。
「姿勢が悪いのは仕方がない」とあきらめる前に一度トライしてみてはいかがでしょうか?

当院でも姿勢矯正と合わせて自宅で出来る簡単エクササイズをお伝えしています。
気になることがありましたらお気軽に聞いてください!

3. 反り腰予防トレーニング

ご自宅でも出来る簡単な予防体操をいくつかご紹介致します!

 

①前ももストレッチ
体育や部活動でも昔行ったことがあるという方も多いと思います!
・立った状態で、つま先辺りを把持します。
・把持した手で脚を後ろに引いてきます。前ももに突っ張り感を感じてくると思います!
伸びてきたな!というところで止めて、15秒キープしましょう。
(できる方は30秒キープ出来たら完璧です!)

 

②腸腰筋ストレッチ
・脚を前後に開きます。
・前に出している脚の膝を曲げながら、前方へ体重移動をしていきます。
後ろ脚の股関節あたりが伸びてくるのが分かると思います。
伸びを感じたところで15秒キープです!

 

③腸腰筋トレーニング
1:仰向けで脚を伸ばし、床につかないギリギリのところで止めます
2:膝を伸ばしながらももを持ち上げます。
1→2を繰り返し行います。
*脚を下ろしてきた時に腰が反らないように注意しましょう
10回を目標に行ってみてください!